YOLオラクル

YOLオラクルブックを通じて、あなたが自身の魂の聖なるガイドとつながりを感じるための道案内ができることを目指します。

不安の種・悩みの種には、あなたの樹を幸せにする真実が隠れている

今日は写真を撮るのを忘れていたので、これは先日撮ったお寺の門からの写真です。

少しピンボケですが、今日もこんな感じの曇り空でした。

 

川沿いの桜並木が、今日はおとぎの国の不思議な魔法の森の木々にみえました。

「不思議な森の樹みたい」とつぶやくと、

「ぼくたちにとっては普通だけどね」と返事がきました。

不思議な力を感じるのは、人間がそれを特別だと思っているからなんだね。

樹と会話するのが常識のネイティブアメリカンだったら、それが解らない人間の方が不思議なのかもしれない。

 

昨日の記事に書き忘れていたのですが、途中で両手が左右から何かを囲む動きになり、大木を抱いているイメージでした。

 

「木に抱きついてみると分かるだろう」

 

そう言われたので、今日は大きな樹に抱きついてみようと思いながら公園を歩いていて、静かにひとりで集中できそうな場所を探していましたが、なかなか集中できません。

ついに境内に着いて、入り口にあった初めて触る木を両手で囲んで抱きついてみました。

すると、身体の細胞の振動が変化した感じで少しクラクラしました。

公園で触った樹とは少し違いました。

樹のエネルギーフィールドの中に入った感じです。

たしか量子物理学で、「高振動のものと低振動のものが触れ合うとき、高振動の方が優位なので、低振動側が高振動側に同調する」という法則だったと思います。

わたしの体の細胞の振動が樹の振動に同調したのだと思いました。

舌の味覚細胞に何かを感じました。

 

そして、本堂へ。

 

ご挨拶をすると、両手が不思議な動きをしました。

今日は言葉ではなく、ジェスチャーで伝えられてきました。

胸の前で両手がやさしく胸から何かを取り出す仕草、両手を回転させながら取り出した何かをこすり合わせる動き、そして、両手の中に肩幅くらいの球体があるような動きに変わり、それが大きくなり頭の上から全身を包んでいく。

この動きが何度も繰り返され、何を意味しているんだろうかと不思議に思っていました。

昨日、「樹を抱いてみると分かる」と言われたことと関連しているのだろうか・・・

 

「不安の種、悩みの種を取り出して、やさしく揉みほぐしてみよ。

 その種には幸せになる真実が隠れている。

 問題を感じる理由がある。

 問題の種は成長の種でもある。

 人間は色々な植物の種を食しているように、栄養にできる。」

 

なんとなく分かる気がする。

心のネガティブな揺れを起こしている種ってことかな。

 

「人生で感じる問題の種を幸せの種にして、人の樹は大きくなっていく。

 この世界での人間の見た目の大きさとは別に、その人のエネルギーの樹が大きく成長すると、大木が大勢の人たちに木陰をつくって癒せるように、多くの人たちが影響を受けるようになる。」

 

心の揺れが根っこをつくる。

問題の種をもみほぐし、それを別のかたちで見てみれば、幸せになる栄養が取り出せるってことですね。

 

「枝葉は風で揺れるが、しっかり根を生やした樹は、強い風でもびくともしない。」

 

そして、昨日と同じように両手が腰回りを押さえ始めた。

 

「腰を据える」

 

実践するにも意識の深い部分に触れなければならない地点にやってきた感じです。

根っこをつくるために心の揺れが必要だということは、すぐに納得できました。

「人生で起きる問題が幸せとなる種である」を実感するには、自分の視点を変えるという意識変革が必要です。

今日はジェスチャーが多かったのは、感覚的なことだからでしょうか。

問題の種は、魂の計画で予定されている種でもあるのだろうと思います。

枝葉が揺れるような、心の揺れとは違う深い部分で持っているのが種という感じがします。

 

問題の種を取り出して解決したいと思う人がほとんどだと思います。

問題を取り除いてあげますよ、といったヒーラーさんもいたりします。

大ききな樹になるようにしてあげる人は、まだ少ないかもしれません。

 

不安や悩みが湧いてきたら、幸せに大きくなる種ができたということでもあります。

もう一歩核心に近づいた感じです。

自然の中で癒される仕組みは、フォトンの振動数の高振動に同調できるからなんですね。

樹に抱きつきましょう!

 

本堂から出る帰り際、大きな「おりん」に目が行きました。

両手を広げても抱えきれない大きさのおりんで、頑丈な厚みのある素材は銅が黒っぽくなった感じです。

よく見ると、昭和五十八年一月一日奉納と彫られています。

わたしより年上のおりんでした。

なんとなく、指で軽く叩いてみました。

かすかに「ボ~ン」と低い音がします。

なんとなく聞こえる音の響きが心地よく、何度か指で鳴らしてみました。

かすかな音なので、耳を近づけると、「オ~ン オ~ン オ~ン」と音の波が長い間響いています。

毎回鳴らしたくなります。

このお寺が今でもきれいに整えられて存在していてくれて、本当に感謝です。