YOLオラクル

YOLオラクルブックを通じて、あなたが自身の魂の聖なるガイドとつながりを感じるための道案内ができることを目指します。

名声は集めるのではなく、届ける:考えは過去から、直感は未来から

公園近くの民家に咲く薔薇の花。

一度咲き終わったと思っていたら、もう次の開花になっています。

 

作品制作に没頭していたのと、暑さのせいか体力不足で記事をまとめるタイミングがありませんでした。

体力改善に普段食べないニンニク料理に挑戦して、創作メニューもできました。

有機野菜は香りが違うように思います。

豆苗なども、普通のものは香りが気になって好きではなかったのですが、有機栽培の豆苗は癖のない香りで美味しく食べられます。

以前は好きではなかったニンニクも有機野菜のせいか美味しく食べられます。

 

では数日間のお寺での会話をまとめてみましょう。

呼吸法をしたり、身体を動かされて調整されたりすることが多く、外の雑音や雑念が湧いていたせいか、深くつながることができない日もあり、個人的なことを質問したりした中で、みなさんにお伝えできることをまとめてみます。

 

クリシュナの生まれ変わりと言い伝えられているお釈迦様ですが、約5千年前のインドに生まれたクリシュナも王家の生まれで、「ありとあらゆる富、知識、美、力、名声を持ち、そのすべてに執着しない」というバガヴァーンの気質であったと言われています。

お釈迦さまも王家で生まれ、すべてを捨てて出家なさったのですが、クリシュナはすべてを持ち執着しない、お釈迦様は何も持たないが執着しない、という逆の暮らし方をされています。

しかし、お釈迦さまも結果的に形の異なった富、知識、美、力、名声を得ています。

 

「評判を集める、名声を得る、と人々は言うのだが、真実は『集める』のではなく、その存在を多くの人の心に配り、『届けた』のだ。

 人々の注目を集めようという意図で行うなら、集めることになる。

 すべての人の内に富があり、知識があり、その人の美があり、その人の力がある、ということを多くの人の心に届けた結果が名声となる。

 人々が持っているのだ。」

 

偽物は「集めよう」とするけれど、本物は「届ける」ということなんだ。

 

日頃、ときどき内側で、男性の声で「考えるな」と言われることがあります。

考えることと思い付きの違いについて訊きました。

 

「考えは、過去の出来事を基に空想するが、直感は未来を基にやってくる。

 すべては、魂の計画によって進められるのだから、肉体の自我が考えれば、不安を生みやすくなる。」

 

空海さまから

 

「コインの表と裏があって現実世界で物質として存在できるように、

 すべての現象には、肯定的な面と否定的な面を持っている。

 否定的な面が強く見えていても、その裏にある肯定的な面を見ることができる。

 肯定的な面に注目すれば、それを得ることができる。

 

 あなたが真実でいるとき、浄化の作用で汚れが表に浮き出てくる。

 『これが汚れというものなのだ』と実感することで深く知るという体験ができる。

 

 物事、現象には、表と裏、メリットとデメリット、肯定的と否定的、どちらの側面もある。

 両方あってこの世が出来上がる。

 裏があったなんてと嘆くのは、表だけ、肯定的な面の存在だけを信じ、裏側が存在しないようにしたいという欲求があるからだ。

 両方あるが、好みの方を選ぶということができる。」 

 

オセロゲームのように、裏があることは知っているけれど、好きな面を表に出しておけばいいってことですね。

自分の心地よい選択をすることができれば、未来からの合図を直感で受け取るだけ。

 

このお寺で高次意識とつながれて良かったとつくづく思います。

グルが必要だと言い伝えられている意味を実感します。