YOLオラクル

YOLオラクルブックを通じて、あなたが自身の魂の聖なるガイドとつながりを感じるための道案内ができることを目指します。

運命

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ラクルブックP1、2

ラクルブックから選ばれた今日のテーマは、「運命」。

 

精神世界の探求をはじめたころ、

人の運命は、過去世からの行いによるカルマによって

返ってくる作用でつくられていると思っていました。

 

カルマという作用自体が、経験のバランスをとるためのもので

高次元の魂であるハイアーセルフからみると、

次に何を経験するのかを選択し決定するのは自分自身であり、

肉体次元の意識である「わたし」からすると

宇宙の法則によって用意された経験するべき出来事になるのでしょう。

 

ソウルグループという関わりあう魂が、

毎回のように同じ年代に転生し、お互いの経験を助け合っています。

 

自分のエゴに気づくための出来事であったり

相手が観念に気づくのを待ってあげなくてはならない経験であったり

お互いの魂の成長を助け合っています。

 

魂の成長は、困難なチャレンジがあるほど大きくステップアップします。

 

人生で泣いたり笑ったりすることを経験したくて

生まれる前に、自身の魂が他の魂と合意してその役割を演じています。

 

肉体次元の「わたし」は、人生の旅路の計画を知らないのですが、

高次元の魂は、知っています。

 

家族となって生まれ、誰かと出会ったり、別れたり、

助けたり、助けられたり、

すべて合意の上で人生を体験しています。

 

悲しい経験から何かを学ぶことができるのも

ひどい出来事を体験するために

その相手は、その現実を創るために協力してくれているということ。

 

高次元の意識で人生をながめると、

否定的な出来事にも感謝になるわけです。

 

私の人生でも、障害者の弟がいなければ

精神世界のことに興味を持ち、

この世の真実を知りたい!!

と強く求めることはなかったのではないかと思います。

 

高次元の「わたし」とつながりを感じるようになると、

あまりうろたえることが無くなります。

 

瞬間的に悲しい気持ちになったり、怒りが湧いたり、

否定的なモードに入りそうになりますが、

「いま、悲しさに反応する現実にいる」

「この状況で、怒りが湧くのが人間だ」

というように、感情の動きを観察している別の意識が存在します。

 

肉体次元の「わたし」だけで現実をみているときには、

悲しさから抜け出したくて抵抗するので、

余計に悲しみに覆われて苦しみます。

 

高次元の意識があることを思い出すと

「これも魂の計画に入っているのだろう」

「関わる人たちの成長のためでもあるのだから、

 落ち着いて、その機会が来るのを待つことにしよう」

「これも魂の見る夢の世界か~、強烈な夢なんだ」

「自分が主役の映画やドラマを

 スクリーンで観ているのと変わらないと言っていたっけ」

というように、別の角度でみることができます。

 

時を待つ間も、イライラして待つより、

好きなことを考えて楽しく待つことを選ぼうという気持ちになります。

 

「どうせ、生まれる前に選んで決めているんでしょ」

とも思います。

抵抗を辞めます。

精神も力を抜いてシャヴァーサナ(ヨガの死体のポーズ)でいる方が

現実に溺れないで生きていけます。

 

現実に抵抗せずに、楽しめることに焦点を合わせる。

すべては良いことにつながっているんです。

 

映画を観るように、次の展開を楽しみにしましょう。