YOLオラクル

YOLオラクルブックを通じて、あなたが自身の魂の聖なるガイドとつながりを感じるための道案内ができることを目指します。

お互いに「助けるという体験をさせてあげる」のが助け合い

毎日チェックして香りを楽しんでいるタイサンボクの花です。

蕾が開いて2~3日で散ってしまうので、本当に短い期間に嗅げる香りです。

 

毎日同じ場所で自然を感じていると、夏至を境に、太陽のエネルギーが秋に向かっているのをはっきりと感じます。

少し前まで、夏に向かって太陽エネルギーが高まっていて、公園の木々が勢いよく成長しているのを感じていたのが、今は木漏れ日も少しやさしく弱い光に変わりました。

こんなにも違うのかと思うくらいの変化です。

いままで、7月といえば夏はこれから始まる、という気分でしたが、自然界は秋に向けて実りを準備しているのでしょう。

 

朝の時間に行くと、必ず境内のお掃除をされているところに出くわすのですが、

ここ数日、お掃除が終わっていてとても静かです。

先日、本堂で座っているときに、お寺の小僧さんだと思いますが、仏具のお手入れにいらして、「これを取るだけなので、ゆっくりしていてください。ゆっくりしていて大丈夫ですよ。」と丁寧に声をかけてくださいました。

2か月近く毎日通っているので、お寺の方々も何者なのかと話題になっていることでしょう。

ここまで通うと、108日をめざしてみたくなります。

では、本堂での3日分の会話をまとめてみます。

 

「信頼」について訊いてみました。

 

「魂は宇宙のすべてを信頼している。

 肉体のあなたが知らないだけだ。

 人を信頼するという見方ではなく、宇宙を信頼するのだ。

 起きる出来事を信頼する。

 自分の過ち、他人の過ちを通して、どのようにすることが幸せになることなのかを学んでいる。

 体験の中から、「こうするべきだ」という幸せの種を取り出したら、それを育て、幸せの花を咲かせ、香りを漂わせることで、側に居合わせるだけで癒す存在になる。」

 

座ったとき、近くにはお花など無かったのですが、質問する前から、お釈迦様の周辺でいい香りがしていました。

かすかに香るくらいで、どこから香っているのだろうかと、香りの出所をみつけようとしても何もありません。

まるで、わたしとの会話を予知していたかのようで不思議です。 

 

自分も他人も体験から学んでいるから、常に変化する人を信頼しようとすれば、難しいことになるのです。
変化する現象すべてから成長していることを「信頼する」ということなのだと思いました。

幸せの種をみつけて育て花を咲かせることを信頼するのですね。

 

空海さまに、わたしがするべきこと、必要なことはありますか?と訊いてみました。

 

「心の掃除をする。

 こうあるべき、こうしてはいけない、という思いから仕舞い込んだ感情をすべて意識に並べだし、はっきり確認したら、その感情を心の外へ、神に捧げる。

 これが浄化。

 すべてのもの、すべての感情も神の一部だ。

 心の中にため込んだものを神に返し、心の中を空にして、次に大切だと思うものを入れなさい。」

 

良い悪い、と判断しながら感情をコントロールして生きている人がほとんどだと思います。

悪い人になりたくない、良い人になろうと思いながら過ごしているものです。

すべてが神、という視点で見れば、選ぶ基準を感じることで、理想の自分を選んでいけるわけです。

良い感情と悪い感情を分けて、自由に思い、自由に感じることに制限をしていたことになります。

平和と幸福を表現する生き方でないものを知ることで、正しく選ぶことができるのです。

ネガティブに見える感情を感じる自由があり、ネガティブな感情を避けるのではなく、その感情を知ることが出来たという体験を神に捧げることができれば、心はいつも綺麗でいられます。

ネガティブな感情を感じているのに、感じてはいけない、と頭で考えて仕舞い込んでいることに気づいていないだけなのですね。

いままでの体験から知ることができた様々な感情を感謝で「神に返す」「神に捧げる」ことができます。

大切なものを選び、「道具箱」しまっておく、という話しを思い出しました。

心の掃除の仕方がわかった感じです。

 

きょうは、不動明王さまのところで体の波動を整える動きがあり、

「他者を助けるとき、考えない、思わない。

 神が助けることをあなたを通して表現されるようにしなさい。」

とだけ言われました。

 

お釈迦さまに、このことについて訊きました。

 

「良い人になろうと考えて助けるとき、宇宙の作用として、その裏側の美しくない面が表に出てくる。

 高次の意識、神ならばどうするのかを感じ、それになる。

 考えで助けるのではなく、あなたの想い、心の芳香で相手を包むとき、それにふさわしい行いを直感で受け取るようになる。」

 

先日から教えを聞く中で、まるでオセロゲームなのではないかと感じ始めています。

肉体の「わたし」が計画して良い人になろうとすると、自分のために助けていることが表面化してしまうということです。

白を置いたのに、宇宙の法則に挟まれて黒に変わってしまった感じですね。

深いところに入ってきた感じがします。

十牛図」の最終に「わたしが居ない」図になる感じです。

 

空海さまからは、

 

「助ける側が上、助けられる側が下、ということはない。

 助けるという体験をさせてくれている。

 あなたも助けるという体験を相手にさせてあげることができる。」

 

いままでのわたしは色々と面倒をみることが多い人生だったと思います。

育ててもらっていた子供のころは、助けてもらっていた側ですが、成人になってから自立して助けられる人になろうとしてきたと思います。

障害者の弟がいるせいか、助けてもらうのは弱い人だから、という考えがどこかにあるのです。

 

「お互いに助けるという体験をさせてあげるのが助け合いだ。」

 

助けられる側がいて助ける体験が成立するわけです。

お互いが助けられる役になるという視点でいると謙虚さを感じます。

「わたしが助けた」というエゴではなく、魂の視点からは「助ける体験をさせてあげる」ことができる。

目に見える弱さと魂の強さで、弱さと強さが中和されていく感じがします。

 

こうした会話は、わたしの意識に合わせて話されているので、ピンとくる人とこない人がいることと思います。

高次元存在とつながることは誰にでも可能です。

そのコツは、瞑想するときに、胃の中に何もない消化しきった状態でいながら空腹を感じない肉体にしておくこと。

肉体が胃で消化するエネルギーを使うと、高次元とつながる意識にエネルギーが向かなくなります。

肉体は休んでいて、波動を松果体に使えるようにします。

なので、インドでは、ヨガをするのは早朝の朝食前、または夕方の夕食前です。

空腹を感じてしまうと集中できないので、わたしは5時頃に起きてから、数時間は空腹を感じないようにバターコーヒーを飲んでおきます。

糖類を摂取すると、インスリンの作用で脳が空腹のサインを出してしまい、集中できなくなるので、軽い食事を取るならば、2~3時間後くらいの消化しきったタイミングで瞑想を行います。

 

そして、本堂に通ってから特に大切だと感じることは「呼吸」です。

呼吸は高次元とつながるポータルだということを以前もお伝えしていたと思います。

バシャールをチャネルするダリルやライオクをチャネルするタイラーも、つながるために行っている呼吸がとても似ています。

喉を広げて深く吸って、息を止める。

ゆっくり吐き出して止める。

これを繰り返していくと、細胞が動いていくのを感じ始めます。

最初からうまくいかないかもしれませんが、毎日やり続けると変化を感じやすくなります。

自分の部屋でも瞑想はしてきましたが、特別な空間では、その波動が異なっているので、自然に触れて、波動のよい環境が助けになると思います。

みなさんも実践してみてください。

あなたにぴったりのガイドが合図を送ってくれるはずです。