久しぶりに朝陽が見えたので、散歩に出かけました。
ひんやりした空気で季節が変化しているのを感じます。
今月は何かを始めるのに良い運勢があるということなので、新しい仕事に就く予定になっているのもいい変化がありそうです。
新しい環境で新しい人間関係もできるものなので、それぞれの人生で得てきたことを分かち合える仲間ができたり、楽しい職場であるといいなと思います。
草木染め作品は時間の合間に創っていこうと思っていて、薬効効果についても外服薬としての効能も考慮した染めを追求してみたくなりました。
「宇宙樹」(慶應義塾大学出版会 著者:竹村真一)という本に出会い、ちょうど今のわたしに必要な情報がたくさん載っていました。
「医」と「衣」、内服薬と外服薬、薬草医と染織家は植物に対して本質が同じであるといいます。
薬草を摘むといっても、いつでもいいわけではなく、薬効効果が得られる状態を植物と会話できなければならないのです。
これも古代の先住民の人たちが伝統的に行ってきた自然との接し方を見習うべきことがたくさんあると感じました。
樹から何かをつくるために森に入って木を探すとき、シャーマンが選ぶのではなく、木の方から選ばれなくてはならないのだと。
自然界と人間界が共同作業をするうえで、何か神秘的な作用を感じとりながら行うことが当然なことであると再認識させられました。
薬草に詳しい人とも交流していきたいと思わせる素晴らしい内容が書かれています。
個人的にも社会的にも新しい世界観が生まれてきそうな時を感じます。
エリザベス女王が亡くなったことが社会の変化が起きる合図だとも言われてきました。
これから個々の信じる世界へと現実世界が分かれていきます。
自分の望む世界を描き切って、来年の針の目の向こう側へ通過していきたいですね。