咲き始めたアジサイの花がありました。
毎日変化している植物の様子を感じるいい機会になっています。
今日は曇り空、降られていもいいようにカッパとカサを持ってでかけましたが、家に着くころに少しポツポツと落ちてきたくらいで降られずに帰れました。
お寺に通い始めて2週間経ちました。
今日は何を指導していただけるのか予想がつきません。
お寺では3人の方がお掃除をされていました。
境内の樹に体全体で寄りかかると、全身が樹の波動に包まれて、足元に向かってじわじわと流れていくエネルギーを感じます。
ご挨拶をして、大きなおりんを指で鳴らし空海さまの前へ。
ゆくっくりと呼吸が大きくなり、吸って、止めて、吐いて、止めて、という例の呼吸法のようになり、両手が胸の前で球体をつくり始めました。
さらに深く長い呼吸になり、見えない球体を左右から上下交互に手が動き、手の中でボールを転がしているような感じです。
呼吸のたびに見えない球体が大きくなり、両手で抱えられないほどの大きさになると、
球体の中に全身がすっぽりと入っている感じになりました。
「呼吸している意識、あなたが宇宙の中心にいる。
それぞれがそれぞれの宇宙の中心にいるのだ。
呼吸と共に意識の波動が宇宙に広がっている。
どんな呼吸をしているのかを意識的に感じることだ。
吐く息にどんな想いをのせて吐き出しているのか、宇宙に隠し事はできない。」
高次元存在たちも呼吸はポータルだと言っていた。
そういえば、一日中、自分の呼吸に意識を向け続けたら、意識が大きく変化する、という内容の動画を観たはず。
「同じ現象の中で、それぞれの視点で感じ方捉え方が異なっているのは、それぞれの中心から見た世界が異なって見えるからだ。」
呼吸で意識を整えるというヨーガの教えも呼吸と意識の関係は科学だと言っていた。
多くの人は、無意識に不平、不満、不安の息を吐きだしていたりします。
どんな心で呼吸をしているのかは、宇宙全体に広げているということ。
「複雑になるな」
「一度に一つずつでいい。二歩も三歩も一度に進もうとするから転ぶのだ。」
自分の呼吸をみつめれば、自分が分かるということでもあります。
心地よい呼吸でないことに気づいたら、
身体をゆるめて、心をゆるめて、今に居る。
心に湧いてきた想いをみつめ、無視しない。
自分を愛する、大切にするというのは、自分を否定しないということから始まるように思います。
本堂を出て、靴を履き、顔を上げると、枝の隙間から鬼瓦が目に入りました。
今まで気づかなかったのが不思議です。
鬼瓦さんと目が合ったのかな。
帰り道、木々の間を通りながら、
「自然も呼吸している? 光合成は呼吸とは違うのかな・・・
人間みたいに不安を吐き出すなんてことないもんね・・・
でも、人の吐き出した空気も吸うよね・・・」とつぶやくと、
「自然の役割は浄化作用なんだよ。
色々な波動の分子も変容する仕組みを持っているんだ。」と返事が聞こえた。
自然ってありがたいな~。
食事で栄養になってくれて、薬草で治してくれて、ネガティブな想いの空気も浄化してくれるなんて。
それが与えられている役割なんだ~。
犬は人を守り、ネコが邪気を吸ってくれて、人間の役割ってなんだろう。
それもいつか教えてくれるに違いない。